私の娘は今度中学2年生なのですが、ちょっとした人間関係のトラブルで数ヶ月クラブをお休みしていました。
ちょっとした、と書きましたが思春期の女の子にとっては一大事な事だったと思います。
クラブは続けたいけれど、今さら行きにくい。と言う葛藤が娘の中であったようです。
一瞬先生に相談して親の力でなんとかしようと思った事も実はありますが、逆にかき回す事になるかも知れないし、自分で考え抜くチャンスだと思ってあえて私からクラブの事を言う事はしませんでした。
時々相談を受けていましたが娘に言う事は毎回、以下の2つの事だけ。
○やめても、再開してもあなたが決めた事ならそれが正解だからお母さんは応援するよ。とにかく自分はどうしたいのか良く考えなさい。
○壁は逃げると乗り越えない限り、一生ついて来るよ。
この2つだけを呪文のように(^^;)娘に話しました。
でもそうは言っても『数ヶ月休んだクラブ、今さら行きにくいよな〜。やめちゃうかもね。』と心の中で思っていました。
娘は悩んで悩んで悩みぬいたと思います。先日、私にこう告げました。
「いつまでも悩んでても仕方が無いからクラブに行くって決めた。先輩に何言われても、無視されてもいい。」って。
拍手を送りたい気持ちで一杯でした^^
戻りたい気持ちはあったけれど、何か言われたらどうしようと思って踏ん切りがなかなかつかなかったようです。
大人でもそうですよね。
でも娘は「何を言われてもいい。無視されてもいい。」と覚悟が出来たから行く事が出来るようになったのです。
そうです。『覚悟』するまでが大変なんです。
覚悟さえ出来れば強いものです。
その後、娘が私に言った言葉が嬉しかったです。
「お母さん、何回も壁の話したでしょ。その話を聞いてたから私は勇気が出た」って。
13才でも伝わるんだあ!と思いました(^^)
勇気を振り絞ってクラブに行った日の夜、帰宅した私に娘がこう言いました。
「お母さん、お祝いして!!壁を乗り越えたよ♪」って。(*^^*)
無視されても構わないからちゃんと挨拶する、と言って出かけた娘。誰にも無視されずに温かく迎えてもらったようです。
覚悟は必ず人に伝わると思います。
今日も張り切ってクラブに出かけて行きました。
これからの人生、何度も壁が現れると思いますが逃げずに乗り越えて言って欲しいと思います。
【関連する記事】